年金資産運用の「Check」

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年金資産運用の「Check」

 

次に、定性評価を行うにあたっての基本的なポイントについてお話します。

定量評価は数値で結果を確認したり比較したりすることができるので、客観的な判断基準を設けることができますが、これらはあくまで過去の運用結果の評価であり、将来の結果を保証するものではありません。
そこで、定性評価も併せて行うことで、将来に対する期待も含めて総合的に判断することが重要になってきます。定性評価とは、つまるところ運用機関や運用商品が「信頼に足るものかどうか」を評価するということです。

 

 

 


採用している運用機関や商品によっては、投資哲学や理念、組織体制、人材、運用プロセス、リスク管理体制といった面でのチェックが重要になってくるケースもありますが、まずは上記のような内容から確認してみてはいかがでしょうか。

とは言っても運用報告書の内容や運用機関側の説明を理解し、評価をするというのは、そうした経験のない人にとっては非常に難しく、すぐにできるようなものではないかもしれません。分からないところがあれば率直に質問し、時間をかけて徐々に理解を深めていくことが必要だと思います。また、そうしたことに真摯に対応しているか、こちらの理解度に合わせて分かりやすい説明や提案をしているかどうかということも、定性評価の一項目に加えてよいと思います。

 

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