年金運用コンサルティングサービス
年金運用コンサルティング
IICパートナーズは、企業年金資産の運用に不可欠な、1.年金ガバナンスの整備、2.政策的資産構成割合配分の策定、3.年金資産運用の各プロセスの実施、4.理事会・資産運用委員会、年金委員会の運営、5.運用機関・運用商品の評価について、証券アナリスト及びアクチュアリーの協働により最適な年金資産運用のソリューションをご提供致します。
サービス内容
- 年金ガバナンス体制構築サポート
- 年金ALM(政策的資産構成割合の策定)
- 年金資産運用サポート
- 理事会・資産運用委員会、年金委員会の運営サポート
- 運用機関・運用商品の評価
サービス詳細
1．年金ガバナンス体制構築サポートサービス
お客様の状況、ご意向をうかがい、最適な組織体、権限体系、運用プロセス、および規程等の文書策定をサポートするサービスです。
2．年金ALM(政策的資産配分策定)サービス
資産運用の実績の８割程度を決定するのが政策的資産配分と言われ、受託保証型以外の全ての確定給付企業年金に、策定が義務付けられています。お客様の年金制度・年金財政・退職給付会計分析、およびお客様の状況、ご意向をうかがいながら最適な政策的資産配分の策定をサポートするサービスをご提供いたします。
また、総幹事会社が年金ALMを実施しているようなケースでは、セカンドオピニオンとして政策的資産配分の妥当性を検証するサービスもございます。
3．年金資産運用サポートサービス
法令に定められた年金資産運用の各プロセスに対して、専門知識と実務ノウハウに基づいた助言を行い、お客様の年金資産運用をサポートするサービスです。運用機関とのミーティングへの同席や、運用機関の運用報告ヒアリングの代行なども含めた総合的なサービスの提供を提供しています。
また、ご相談頂く事案ごとに、タイムチャージ制で問題解決をお手伝いすることも可能です。
4．理事会・資産運用委員会、年金委員会の運営サポートサービス
法令に定められた意思決定、諮問事項に対して、専門知識と実務ノウハウに基づいた助言を行い、お客様の理事会・資産運用委員会、年金委員会などの運営をサポートするサービスです。
理事会は基金型の確定給付企業年金運営の意思決定を行う機関ですが、資産運用委員会は年金資産運用に関する諮問を行う役割を担っています。基金型、規約型を問わず100億円以上の年金資産を有する場合には資産運用委員会の設置が義務付けられています。
また、今日では、企業年金の運営に関し、広く部門横断的な議論と合意形成を進めるため年金委員会等の会議体を設置される会社も多くなっています。
5．運用機関・運用商品の評価サービス
法令に定められた評価の考え方や手続きをふまえ、資産運用に関する専門的な知見や実務的なノウハウにもとづいて、お客様の運用機関・運用商品の選定、評価をサポートするサービスです。
企業年金の資産運用について運用機関・運用商品の選定・評価に関する考え方や手続きは、確定給付企業年金法以下の関係法令に示されています。しかし、具体的な評価の基準や方法まで、関係法令に示されているわけではありません。そのため、実際に運用機関・運用商品の選定・評価を行うためには資産運用に関する専門的な知見と実務的なノウハウが必要になります。受託者としての責任を果たしていただくためにも、専門性を有するコンサルタントの活用が重要であると思われます。
サービスの特徴
年金負債をふまえた助言の提供
企業年金の制度は各社により異なりますので、最適な年金資産運用方法は企業年金ごとに異なります。
そういった年金資産運用方法のカスタマイズ化を当社のアクチュアリーと運用コンサルタントが協働でサポートします。
利益相反を排除した中立的で公正な助言の提供
日本においては、資産運用先進国である欧米と比較して、運用機関と顧客の間で利益相反事象が生じることに対しての意識が総じて希薄であり、そこから生じるリスク・コストが見逃されがちとの指摘があります。
IICパートナーズは、金融機関とは利害関係の無い独立したコンサルティング会社として、運用機関と顧客の間に生じる利益相反について中立的で公正な助言を提供し、お客様のリスク・コストを低減し、適切な年金資産運用をサポートします。
多様化・高度化する運用手法・商品への適確な助言の提供
多様化・高度化する運用手法・商品を的確に評価するには、高度な専門知識と運用経験が欠かせません。
IICパートナーズの運用コンサルタントは、高度な専門知識を有し、更に運用経験も豊富なことから運用商品の適確な評価を行うことが可能であり、お客様の最適な運用商品選定をサポートします。
確定拠出年金コンサルティングサービスは以下をご覧ください。
確定拠出年金コンサルティングサービス
お客様のDCプランが、真に「加入者の老後資産形成に資する」ように、運用経験や制度に関する知識の豊富な専門家が中立公正な立場からサポートを行います。
ご契約まで流れとサービスご利用イメージ
ご契約までの流れ
STEP
01
お問い合わせ
ホームページの「お問い合わせフォーム」または「お電話」にてお気軽にお申込みください。
STEP
02
コンサルタント訪問
お問い合わせの際にご希望いただいた場合には、コンサルタントがお客さまのところにお伺いし、ヒアリングとサービスの説明を行います。疑問やご不明な点などは、直接遠慮なくお尋ねいただけます。
STEP
03
年金規約、年金資産運用方針等お預かり
お見積りはすべて、お客さまごとの個別見積となります。このため、お見積りの際には年金規約、年金資産運用方針などをお預かりいたします。（この際、ご要望に応じて秘密保持に関する誓約書をご送付いたします。）
STEP
04
お見積りの提出
お見積りはすべて、必要なサービス、運用機関数に応じたお客さまごとの個別見積となります。このため、お見積りの際には年金規約、年金資産運用方針の他年金資産の運用実態がわかる資料をお預かりいたします。（この際、ご要望に応じて秘密保持に関する誓約書をご送付いたします。）
STEP
05
ご契約
お見積り・サービス内容にご納得いただけた場合、コンサルティング業務委託契約を締結させていただきます。ご不明な点、不安に思っている事などがございましたら、ご契約前に気軽にコンサルタントにお申しつけください。
サービスご利用イメージ
■ プロジェクト型サービスのご利用イメージ
対象サービス
- •年金ガバナンス体制構築サポートサービス
- 年金ＡＬＭ（政策的資産配分策定）サービス
- 運用機関・運用商品の評価サービス
| 資料のご提供 | | | コンサルティングに必要な資料をご提供いただきます。 |
| ▼ | ||
| 資料の分析 | | | コンサルタントがご提供いただいた資料を分析します。 |
| ▼ | ||
| 第１回打合せ | | | お客様のご意向を伺うと同時に、現状分析結果をお伝えし、プロジェクトのゴールを設定します。 |
| ▼ | ||
| 中間報告書作成 | | | 第１回打合せの内容を踏まえ、ゴールに至る解決策を策定した報告書を作成します。 |
| ▼ | ||
| 第２回打合せ | | | 中間報告書に基づき、今後のゴールに向けての課題解決の方向性を議論します。 |
| ▼ | ||
| 最終報告書作成 | | | 第２回打合せの内容を踏まえ、ゴールに至る解決策を策定した報告書を作成します。 |
| ▼ | ||
| 最終報告 | | | 最終報告書に基づき課題解決案を報告します。 |
■ 継続型（顧問契約）サービスのご利用イメージ
対象サービス
- 年金資産運用サポートサービス
- 理事会・資産運用委員会、年金委員会運営サポートサービス
| 資料のご提供 | | | コンサルティングに必要な資料をご提供いただきます。 |
| ▼ | ||
| 資料の分析 | | | コンサルタントがご提供いただいた資料を分析します。 |
| ▼ | ||
| 打合せ | | | お客様のご意向を伺うと同時に、現状分析結果をお伝えし、サービス範囲、サービス回数を決定します。 |
| ▼ | ||
| ご契約 | | | サービス範囲、サービス回数を決定し、契約書を調印します。 |
| ▼ | ||
| サービスのご提供 | | | ご契約に基づき定期的ないしは随時、助言、サポートを提供します。 |
ご検討中のお客様よりいただく質問をご紹介
Q
運用コンサル導入により費用対効果が得られますか？
A
資産運用の専門家である運用コンサルを導入することにより、年金資産運用に伴うコストとリスクの低減が図られると期待されます。
また、企業年金を実施する事業主の法的責任（受託者責任）が担保されますので、一定の費用対効果は認められるのではないかと考えております。
Q
年金資産運用の管理に運用コンサルのような高度な専門性は必要ですか？
A
年金資産運用を的確に運営するためには、資産運用に関する高度な専門性と豊富な経験が不可欠です。
会社または企業年金の中で、高度な専門人材を十分に確保できれば運用コンサルは不要かと思いますが、現実には難しいケースが多いようです。
Q
専門家のアドバイスは、専門用語を使われたり理解しにくい印象がありますがいかがでしょうか？
A
お客様には、結論だけを求めるお客様、直感的な理解を重視するお客様、十分な説明を求められるお客様がいらっしゃいますが、IICパートナーズのコンサルタントは、お客様が納得しやすい説明を心がけております。もし仮に、ニーズに合っていない場合には、率直にご指摘いただければ対応させていただきます。
また、必要に応じて勉強会などを通じ、お客様の知識、ノウハウ向上もサポートしております。
Q
信託銀行、生保等の運用コンサルとの違いを教えてください。
A
IICパートナーズは、金融機関とは利害関係の無い独立したコンサルティング会社であることから、バイアスをかけず、お客様にとって最適な運用機関・商品を推奨できることです。
Q
ヒアリングを申し込みたいのですが、費用はかかりますか?
A
ヒアリングには費用がかかりませんのでお気軽にお申し込みください。
コンサルタント紹介
IICパートナーズでは、経験豊富なコンサルタントがお客様を直接サポートしております。
企業年金資産運用の多数の実績を踏まえ、貴社に寄り添った提案を行わせていただきます。
