IICPオリジナルのデータ提出フォームや連絡ツールで、作業が効率化されました。

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IICPオリジナルのデータ提出フォームや連絡ツールで、作業が効率化されました。

「担当者引継ぎのサポートから、DBO計算に必要なノウハウまで丁寧に教えていただき、
IICPのオリジナルツールで作業も効率化しました。

株式会社太平洋クラブ 総務人事部/チーフマネージャー 中谷 由紀 氏 (左中央)
株式会社太平洋クラブ 総務人事部 人事給与チームの皆様 (左・右中央)
株式会社IICパートナーズ 担当コンサルタント 一丸 全人 (右)

国内最大級の共通会員制ゴルフクラブ、株式会社太平洋クラブ(以下、太平洋クラブ)は、2013年度より「退職給付債務計算サービス(以下、DBO計算サービス)」をIICパートナーズ(以下、IICP)にご依頼いただいております。今回は、総務人事部チーフマネージャーの中谷氏に、IICPとのやり取りの中で感じている変化や感想を伺いました。

太平洋クラブロゴ

企業情報 株式会社太平洋クラブ
株式会社太平洋ゴルフサービス<太平洋クラブグループ>
https://www.taiheiyoclub.co.jp/
所在地 東京都千代田区丸の内1丁目11-1 パシフィックセンチュリープレイス丸の内28F
設立 昭和46年5月20日
資本金 26億円(資本準備金を含む)
従業員数 1,716名(2024.7.10現在)
事業内容 国内ゴルフ場18コース、リゾートホテル3カ所、セレクトショップ7ヵ所
ゴルフスクール4ヵ所、会員制サロンの運営

Top of the Top~日本が世界へ誇るゴルフクラブへ~

御社について教えてください。

私たち太平洋クラブは、国内18コースを保有し、会員数19,000名を有する、国内最大級の共通会員制ゴルフクラブです。

コースは、50回を超える歴史ある国内の代表的な男子トーナメント「三井住友VISA太平洋マスターズ」を開催する静岡県の御殿場コースを始め、近年は女子海外ツアー「TOTOジャパンクラシック」、男子ヨーロピアンツアー「DPワールドツアー」等プロトーナメントの実施から、2024年10月にはアジア最高峰の「アジアパシフィックアマチュア選手権」開催と、世界から選ばれるゴルフ場、ゴルファー憧れのコースを多数保有しています。
また海外の歴史あるオリンピックにも選ばれるような名門コースと提携しています。 その数は13か国27コースと、海外の富裕層の方々と交流できる太平洋クラブは唯一無二の存在となっています。

ゴルフ場を全てのクオリティにこだわることで、TOPレベルのお客様満足を実現します。
メンバーの皆様からは、「私たちのクラブは日本が世界へ誇れるクラブである。」 そのように思っていただけるクラブ創りを行うことをビジョンとしています。

また"Our Club, Our Course."を経営コンセプトとしたゴルフ場を運営し、一人でも多くのメンバー様に、『自分たちの大切なクラブでありコースである』と思っていただけるよう努力し、メンバー様と経営、従業員が車の車輪のように機能し合うような努力をします。

中谷様の普段の業務について教えてください。

中谷氏

主な業務は人事業務ですが、社員の健康管理にも携わっています。
人事業務は制度の見直しや、退職金の管理、給与管理を行っています。
健康管理の業務は、健康診断やストレスチェック、衛生管理委員会の運営などです。 また、カウンセラーの資格を生かして従業員の相談業務や、休職・復職の支援などをしています。

退職給付債務計算の業務に携わった時期を教えてください。

6年くらい前に当時の担当者から急に引き継ぐことになりました。

私が退職金の業務も行っていた流れで引き継ぐことになりましたが、前任は体調不良での退職ということもあり、ほぼ業務の説明はないという中で、本当に何も分からないまま引き継ぎました。当時はIICPの瀧さんに担当していただいていましたが、本当に穏やかで優しい方でしたので、安心して質問できて助かりました。

 

退職給付債務計算サービスについて

IICPからの計算案内の時期や、説明はいかがですか?

引き継いだ当時は、とにかくすごく大変で、何も分からない中で進めていたので、とても時間がかかったという記憶があります。「時期をミスしたら大変なことになる」というような不安がありましたが、しっかりと計算の時期になるとIICPからご案内や説明をしていただけるので、とても安心しています。

コロナ禍には当時担当いただいたIICPの佐藤さんからメールや電話でご連絡いただいていましたし、今年からは一丸さんが来社して説明してくれたので、直接お話もできて非常に分かりやすかったです。

 

データのやり取りや業務の負担について教えてください。

この業務に関しては、ゆくゆくは部の中で分担していきたいと思っていますが、少数精鋭で行っていますので、今は私が一人で対応している状況です。
データについては、IICPから人事データ提出用のフォームをご提供いただいているので、とても使いやすくて良いなと思いながら、準備しています。

あとはIICPオリジナルの連絡ツールのiiCom(イーコム)でのデータのやりとりは、SNS系の画面のように、会話形式になっていて分かりやすいと感じています。多分こういったものは、私はもちろんですが、どの世代にも馴染みやすいのかなと思います。
提出物も「iiComのここに提出すればいいんだ」というのが、ぱっと見て分かるので、説明がなくても大丈夫なくらい使いやすい印象です。
私は基本的にはシステムが苦手ですが、そんな私でも使いこなせているので、万人が利用できるシステムだと感じています。

 

計算結果の報告のスケジュールや監査対応について教えてください。

スケジュールについては、例年変わりませんが、IICPから毎年、報告期限の確認をしていただけます。

毎年余裕をもってご報告いただけるので、弊社の財務にもすぐに数値を提出できています。
監査対応は財務で行っていますが、問題なく監査対応できていると伺っています。

 

進化を続けるサポートツールと、提案に助けられています。

IICP とのやり取りで印象に残っているイベントはありますか?

提供されるツールが本当に使いやすく進化しているイメージがありますね。

例えば、担当になった当時は、まだ人事データの提出フォームはありませんでした。
最初は私自身が何のためにデータを作っているのかというところも理解ができていない状態で、提出したデータが正しいのかも、何も分かっておらず、電話やメールでIICPのコンサルタントと何度もやり取りしていたので、すごく時間がかかりました。
その翌年には、私の理解不足でデータが間違っていたこともあり、正直この時期が憂鬱で、「もう嫌だな、また来るな…」と思っていましたね。年に一回の業務なので、終わった時にまとめておけるといいのですが、他業務でバタバタしていると、もう1年経っていて、また記憶を手繰り寄せてみたいな形で行っていました。

今はこの提出フォームのおかげで、事前にチェックして、データやエラーを見直して提出ができるので、メンタル的にもすごくスッキリしました。

あとは提出フォームもスリム化しているので、「このデータは要らなくなったんだな」などと考えながら、自分自身も理解できてきたこともあるので、データの作成にかかる時間が大幅に短縮されたと実感しています。

中谷氏

また、弊社は昨年、退職金制度の見直しを行ったのですが、新制度の内容をIICPにご連絡し、規定等を提出した際にも、「新しい制度はこうなるので、ここにデータを入れてください」というように、的確なアドバイスをいただいたので助かりました。

IICPの担当者が代わって、一丸さんが初めて来社されたときには、弊社の状況を気にしていただいて、いくつかご質問をいただき、今までできないと思っていたことが「こういう考えだとできますよ」とアドバイスをいただけました。私としてはそれならば、やってみた方がいいなと思いましたので、ぜひこの後もご相談したいと思っています。

 

IICPの担当者の印象はいかがですか?

過去には、瀧さんや佐藤さんとやりとりさせていただいていましたが、皆さん穏やかで安心してお話ができる方でした。弊社での引き継ぎがなく、データの整理もできていない、分からない、というようなこともたくさんありましたが、すごく丁寧に教えていただけたので、本当に助かりました。

前回の計算から担当いただいている一丸さんはさわやかな感じで、私がこれまで持っていた年金数理人の勝手なイメージとは違っていて、自分の中での年金数理人のイメージも変わりました。年金数理人というと、お堅いイメージでしたが、そういうのを全く感じさせないですね。

一丸さんもすごく穏やかで、丁寧に説明してくださったので、今までの業務のおさらいをすることも出来ました。あとは先ほども申し上げましたが、退職金規程の変更に関してなど、こんな方法がありますよといったことも提案してくださったので、とてもありがたいなと思っています。

 

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IICPは担当コンサルタントの方がどなたでも丁寧にフォローしていただける

これからサービスを検討する企業へのIICPのお勧めポイントを教えてください。

私がポイントとしてお勧めしたいことは2つあります。
1つ目は丁寧に教えていただけること、2つ目は分かりやすくて安心できるところです。

弊社もそうでしたが、どこの企業もなかなか人手が足りなくて、急な引き継ぎが必要になることもあると思いますが、社内でこういった業務はなかなか簡単にできないと思います。そういう時にも、例えば、社内の人事データを抽出できて、IICPに提供されたシステムを使いこなせれば、あとはIICPのどなたが担当でも皆さん丁寧にフォローしていただけるので、心配がいらないと安心しています。

少しそれますが、「どなたが担当でも」という点は弊社が目指すゴルフ場のサービスと同じだと感じています。弊社の場合は、運営するどのゴルフ場にお出掛けいただいても、メンバー様が同じサービスを受けられるということを目指していて、IICPの担当コンサルタントの方がどなたでも丁寧にフォローしていただけるのは、とても好感が持てるところだと思っています。

2つ目の分かりやすくて安心というのは、先ほども感想としてお話ししたように、データの提出フォームにはチェック機能がありますし、iiComでのデータのやり取りは非常に簡単で、データを送る際にもパスワードをかける必要がなく、すぐに送ることができます。情報漏えいの面でも安心して使用できていますし、時短にもなっており、おすすめできるポイントに挙げさせていただきました。

 

 


※取材日時:2024年8月

※記載の担当部署は、取材時の組織名です。

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