退職給付債務計算?何もわからないところからでも、安心してお任せできました!

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退職給付債務計算?何もわからないところからでも、安心してお任せできました!

「上場を機にDBO計算が必要になり、退職給付に関する全てをお任せしました。
スケジュールが非常にタイトな中、親身になって対応いただきました。

守谷輸送機工業株式会社 総務部次長兼総務人事課課長 塩山 和徳 氏 (左)
株式会社IICパートナーズ 担当コンサルタント 太田 剛 (中央)
株式会社IICパートナーズ 大森 祥弘 (右)

1950年に設立し、荷物用エレベーターのマーケットリーダーである守谷輸送機工業株式会社(以下、守谷輸送機工業)は、2020年度より「退職給付債務計算サービス(以下、DBO計算サービス)」をIICパートナーズ(以下、IICP)にご依頼いただいております。今回は、総務部次長兼総務人事課課長の塩山氏に、導入するきっかけやコンサルタントとのやりとりについて伺いました。

守谷輸送機ロゴ

企業情報 守谷輸送機工業株式会社
https://moriya-elevator.co.jp/
所在地 神奈川県横浜市金沢区福浦一丁目14番地9
設立 1950年3月
従業員数 350名 ※パート社員含む(2023年3月31日現在)
事業内容 各種エレベーター、垂直自動搬送機等 輸送機械の営業、設計、製造、据付、保守、修理、改修工事、リニューアル等に関する全業務

エレベーターを通じて、物流を担い、物流は経済を支え、未来をつくります。

御社について教えてください。

当社は、物流センターや倉庫、冷凍冷蔵倉庫、工場などで使われる荷物用エレベーターの製造販売・メンテナンス会社です。当社の製品は、一般の人が乗る乗用エレベーターとは異なります。

乗用のエレベーターは、メーカーごとに幾つかのモデルタイプがあり、例えば10人乗りや15人乗りといった形で規格化されていますが、当社のエレベーターは、お客様のニーズに応じて一台一台オーダーメイドで製作されます。そのドアは横引きになったり、縦になったり、フォークリフトや車がそのまま乗り込んで荷物を運べるような仕様になります。大型であり、非常に重たいものを大量に扱うことが可能です。

お客様のご要望に応じて、個別に開発設計、製作を行い、ゼネコンが建物を施工する工程の中で、当社がエレベーターを据え付けます。

守谷輸送機工業前

建物稼働後には点検契約を結び、定期的な点検や整備、必要に応じて修理も当社が行うため、設置以後も末永くお取引が続くビジネスモデルとなります。なお、荷物エレベーターで当社が業界トップシェアとなります。

塩山様の普段の業務内容を教えてください。

私は現在、総務部の次長と、総務人事課の課長を兼任しています。

直近では主に株主総会の準備がメイン業務となっており、実務全般を担当しています。その他には人事の採用関係も担当しており、採用・退職関連の業務の中で、外部の中小企業退職金共済との関係ですとか、確定拠出年金に関わる業務も兼任しています。

業務は多忙ですが、総務や人事労務の様々な課題を解決することが主な業務内容です。

 

DBO計算に携わるようになったのはいつ頃からですか?

私が退職給付会計業務に携わりだしたのは、大体3年前からです。

当社は2023年3月に東証二部市場(当時。現在はスタンダード市場)に上場しましたが、それ以前には退職給付会計の計算などを行っていませんでした。しかし、上場するにあたり、EY新日本有限責任監査法人から退職給付債務の計算を適切に行うことが必要であると指導され、その時から関与することになりました。
現在計算の細かな事務作業は別の者が担当していますが、打ち合わせなどは私が対応しています。

塩山氏

退職給付債務計算サービスについて

IICPに計算を依頼するきっかけを教えてください。

上場を機に、退職給付債務計算が必要だと知ったため、当初、私たちは何から手をつければよいのか、どうすれば良いのか分かりませんでした。
退職給付債務の計算を行う会社やコンサルタント会社についても詳しくありませんでしたので保険会社に相談してみたところ、IICPを紹介されました。

当社の確定拠出年金もその保険会社が扱っていたので、IICPに一度相談させていただきました。
ただ、その時点ではすぐに必要だという意識がなかったものですから、初めのご挨拶から少し間が空いてしまって、準備を進めているうちに急がなくてはいけないことに気が付いて焦ってしまい、すぐにお願いしますとご連絡したと思います。

本当に急でしたが、私たちが困っていることを理解して、タイトなスケジュールでも引き受けてくださいました。

 

IICP以外にも検討されましたか?

検討はしてないですね。保険会社でも出来ないというところと、内容的に紹介できる先を見つけるのもなかなか難しいということもあって、はじめにご紹介いただいて対応していただけると言っていただいたIICPにパッと決めました。

 

当時具体的にどんなことに困っていましたか?

当社は上場を目指すなか、依頼した時点でまだ必要な情報の整理整頓が行き届いておらず、特に数字関連の部分は完全には揃っていませんでした。さらに、当社の退職金制度も十分に整っていなかったので、どのように手を付けて良いか分からず、退職給付債務の計算方法についても全く知識がなかったことが一番困ったことでした。

担当の太田さんからは、数字の出し方を具体的に指示されて、中小企業退職金共済からこんな資料をもらってくださいとか、本当に具体的なアドバイスをいただきながら、退職給付債務計算に必要な資料を集めていきました。提供していただいたリストを見たとき、各項目が何に使われるのか全く理解できなかったのですが、細かく明確に説明をいただけて、それらを集めることが出来ました。

当社の場合は、上場に向けてさらに多くの資料を作成しなければならなかったため、それらに関する計算も全てお願いし、まだ整備されていない規程なども含めて作成を依頼しました。
退職金に関する全ての事項をIICPにお願いして進められましたが、その助けがなければ、私たちは何もできなかったと思います。

 

IICPからの具体的なサポートで無事に上場に間に合いました

実際のやりとりはいかがでしたか?

塩山氏

この業務が始まったのは約3年前で新型コロナウイルスが拡がる前だったので、電話での連絡が主でしたが、半年経つ頃にはコロナがピークとなりWeb会議でご対応いただきました。そのおかげというのも変ですが、タイムリーに進めることが出来たと思います。

当時は私たちの方で解決しなければならない課題が山積みだったため、手間取ってしまい、正直なところ対応が遅れて、期限内に対応するのに苦労しましたが、IICPのおかげで体制が整い、制度が作られて現在の状態にすることが出来ました。

Excelシートにこちらで入力すべきデータが全然出来ていなかったので、最初の1年は本当に大変でした。土日も含めて倉庫で何年も前の書類を集めたり、10年以上前の退職者データを収集したりと、整備するのも時間がかかり、資料をIICPに直接送って入力から手伝っていただきました。
今ではデータもキレイに整備されたので、比較的スムーズに運用できています。

スケジュール等についてはいかがですか?

当社は年度末ではなく、8月から作業を始めるので、幸いこの作業でバタバタすることはないですね。初年度は、上場もあって別の作業と同時進行で、昔の書類を用意したりしたので結構ハードでしたが、今は落ち着いて業務が出来るようになっているので安定しています。当時は期限がタイトだったので、上場までに設けた期限内に進めなくてはいけなくて、お互いに大変でしたね。今は体制が整ってきていますので、問題なく進めていただいています。

 

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