【共催セミナー】70歳就業時代到来!これからの人事の軸となるシニア人材の活用とプロジェクトの進め方(参加無料)
セミナー情報詳細
- 日時: 2022年3月11日(金)15時00分~17時00分(視聴開始:14時55分)
- 会場: ウェビナーでの開催となります。(Zoomオンラインセミナー)
- 費用: 参加費は無料ですが、オンラインのためデータ通信料はお客様のご負担となります。
- 定員: 300名
- 対象: 企画・人事、財務・経理のご担当者様
※本ウェビナーは株式会社IICパートナーズとクミタテル株式会社の共同で開催します。
※3月7日12:00まで申込可能です。
お申し込み後、3月7日(月)に受講URLをクミタテル株式会社よりご送付します。
※本セミナーの受付は終了しました。
開催にあたって
高年齢者雇用安定法の改正を受けて各企業とも65歳迄の雇用確保措置を講じてきましたが、高年齢社員(シニア社員)の活用は消極的であり法対応としての福祉的雇用が目立ちます。しかし、バブル期の大量採用世代の高齢化などを背景に、もともと潜在的にあった人手不足の解消とリンクする形で、シニア社員を活用しようと改める企業が増えてきています。
一方で、経営はもとより、高齢者雇用を設計する経営企画あるいは人事部においても、シニア社員に期待する役割や仕事、現場との関係、役職定年後の管理者の処遇など検討事項は多岐にわたり、プロジェクトの進め方について頭を抱えている現状があります。また、高齢者雇用制度の見直しにあたっては給与や賞与、退職金などの人件費の見通しも必要なことから、財務・経理部門の協力も取り付ける必要があります。
そこで今回のセミナーでは、高齢者雇用の課題に取り組む必要性、重要性を改めて認識したうえで、雇用とキャリアの出口をどう迎えるかという観点から、高齢者雇用制度及び退職金制度の再構築について、その進め方や対応事例、実務上の論点を明らかにしていきます。制度改定のプロジェクトを進めるうえで欠くことのできない業績・財務に与える影響についても解説し、財務・経理部門のプロジェクトへの参画についても取り上げます。
また、本セミナーでは「定年後(中公新書)」の著者でありご自身も企業の人事部門に在籍していたご経験を持つ楠木新氏(神戸松蔭女子学院大学教授)をゲストとしてお迎えし、シニア人材の活躍のために企業人事はどうあるべきか、何ができるかという観点からご講演頂きます。
各講演への質疑応答のコーナーも設けておりますので、経営企画・人事部門の方はもとより、財務・経理部門の方も是非ご参加ください。
セミナープログラム
70歳就業時代到来!これからの人事の軸となるシニア人材の活用とプロジェクトの進め方
第1部:ゲスト講演 働かないオジサンからの脱出~社員もいろいろ、会社もいろいろ~
日本型の雇用システムの劣化、バブル期の過剰採用、さらなる高齢化の中で、シニア社員がどのようにして自立・自律的に人生後半戦を乗り切ることができるかを社員・会社の双方の視点や取材事例も通して考えます。
講師:神戸松蔭女子学院大学教授 楠木 新氏
第2部:シニア人材の活躍を支える高齢者雇用・退職金制度のあり方と構築プロセス
社員構成の高齢化、就業期間の長期化が進むなか、生産性の維持・向上のためにはシニア人材の活躍推進が欠かせません。法対応のための「福祉的雇用」から脱し、いかに自社の状況や社員の状況にマッチした高齢者雇用・退職金制度を構築していくか、事例を交えながら考えていきます。
講師:クミタテル株式会社 向井 洋平氏
第3部:制度変更で変わる人件費!プロジェクト成功の為に財務・経理とジョインするタイミングとは?
高齢者雇用や退職金制度を見直す際には人件費の変化を推計し、財務に与える影響を確認するプロセスが必要です。一方で、「どの段階でどのように影響額を試算すべきか」については、会社により異なる財務の制約条件、リソース、PJ完了までの期間等を考慮して判断する必要があります。本パートでは、制度改定による財務インパクトを解説し、財務・経理がジョインすべきタイミングの他、見落としがちな制度改定時の監査法人対応についても解説します。
講師:株式会社IICパートナーズ 中村 淳一郎氏
第4部:質疑応答・ディスカッション (※事前質問受付中)
本セミナーの講師陣が皆様からのご質問に回答します。お申込みフォームから事前質問を受け付けていますので、是非この機会にシニア活用、高年齢者雇用制度、退職金制度に関してご質問ください。
※ 同業企業・同職種の方はご参加頂けない場合がございます。予めご了承ください。
講師紹介
楠木 新 / 神戸松蔭女子学院大学 人間科学部教授 |
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1954年神戸市生まれ。京都大学法学部卒業後、生命保険会社に入社。人事・労務関係を中心に支社長などを経験。勤務の傍ら「働く意味」「個人と組織の関係」などをテーマに取材、執筆、大学非常勤講師に取り組む。2015年定年退職。2018年神戸松蔭女子学院大学教授に就任。25万部を超えるベストセラーになった『定年後』(中公新書)のほか、『人事部は見ている。』(日経プレミア)、『働かないオジサンの給与はなぜ高いのか』(新潮新書)など著書多数。 |
中村 淳一郎 / 株式会社IICパートナーズ代表・公認会計士、DCアドバイザー |
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1996年早大商学部卒。(現)有限責任監査法人トーマツを経て現職。コンサルティング・監査・経理・人事の実務経験に基づいた「本質をつく解説」と「体系的に整理した資料」に定評。 都銀向け退職給付会計講座など講演実績230回超。「週刊経営財務」、「月刊企業年金」、「CFO FORUM」等で執筆。 |
向井 洋平 / クミタテル株式会社代表、 年金数理人 、 AFP |
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2020年7月、クミタテル株式会社設立とともに代表取締役に就任。大企業から中小企業まで、業種を問わず高齢者雇用や退職金制度に関する数多くのコンサルティングを手掛ける。日本アクチュアリー会正会員・年金数理人、日本証券アナリスト協会検定会員、1級DCプランナー、AFP。 「人事実務」「人事マネジメント」「エルダー」「企業年金」「金融ジャーナル」「東洋経済」等で執筆。著書として『確定拠出年金の基本と金融機関の対応』経済法令研究会ほか。 |