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確定給付企業年金のガバナンスに関するパブリックコメントについて

2017年9月15日厚生労働省より開始された、確定給付企業年金(DB)のガバナンスに関する省令案および通知の改正案の意見募集(パブリックコメント)について解説します。解説を見る→

IICパートナーズ Pmas編集部
掲載日:2017年10月3日

解説

厚生労働省は2017年9月15日、確定給付企業年金(DB)のガバナンスに関する省令案および通知の改正案の意見募集(パブリックコメント)を開始しました。

今回の改正案は、2017年6月30日に開催された第19回社会保障審議会企業年金部会における議論の内容を反映したものとなっており、主な改正内容は以下のとおりです。

総合型DB基金への対応

  • 代議員の定数を6人以上とする(選定代議員3人以上、互選代議員3人(選定代議員と同数)以上)
  • 選定代議員の数を事業主の数の1/10(事業主の数が500を超える場合にあっては50)以上とする
    ※ただし、事業主の9割以上が所属する当該基金以外の組織体であって一定の要件に該当する場合は除く
  • 選定代議員の選出手続きに関する明確化等

資産運用について

(1)運用の基本方針、政策的資産構成割合の策定

  • 原則(※)全てのDBにおいて運用の基本方針および政策的資産構成割合の策定を義務化
    ※運用の方法が生命保険一般勘定に限定され、その旨規約に定めて承認を受けている受託保証型確定給付企業年金については除外

(2)資産運用ガイドラインの見直し

  • 資産規模100億円以上のDBに資産運用委員会の設置を義務化
  • 分散投資を行わない場合の基本方針への記載の追加等
  • オルタナティブ投資を行う場合の基本方針への記載の追加等
  • 運用受託機関の選任・評価に関する事例の追加等
  • 運用コンサルタント等の要件の追加
  • 資産運用に関する代議員会への報告・加入者への周知事項の追加
  • スチュワードシップ・コード、ESGに対する検討等

加入者等への説明・開示その他

  • 加入者への開示・解説に関する事例の追加等
  • 施行日は2018年4月1日とされています。

    意見募集は2017年10月15日までです。


    掲載日:2017年10月3日

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