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確定拠出年金の掛金単位の年単位化に関する政令について

2017年2月8日厚生労働省より公布された、確定拠出年金(DC)の掛金単位の年単位化に伴う政令の主な改正内容を中心に解説します。解説を見る→

IICパートナーズ Pmas編集部
掲載日:2017年2月28日

解説

厚生労働省は2017年2月8日、確定拠出年金(DC)の掛金単位の年単位化に伴う政令を公布しました。
今回の政令は、DCの掛金単位の年単位化に係る規定等の整備を行うものです。以下では、主な改正内容を中心に解説します。

年単位化に伴う拠出の方法を規定

掛金の拠出については、現行は毎月拠出する必要がありますが、改正後は「12月から翌年11月までの12月間(拠出単位期間)」(この間に加入資格の取得または喪失がある場合は、資格取得月から資格喪失月の前月までの期間)を単位として拠出することができるようになります。

また、規約で定めることにより、拠出単位期間を区分して、当該区分した期間(拠出区分期間)ごとに拠出することも可能となります。例えば、従来通り「毎月」で区分する他、「半年ごと」「7か月と5か月」といった区分も可能です。

なお、企業型年金加入者掛金(マッチング拠出)および個人型年金加入者掛金についても同様の取り扱いとなります。

年単位化に伴う拠出限度額の規定の改正

拠出限度額の算出方法は、企業型DCおよび個人型DCごとに、各月における拠出限度額を積み上げたもの(前の拠出区分期間に係る拠出がある場合は、当該掛金を控除した額)とし、使い残した拠出限度額は繰り越すことができるようになります。

なお、個人型DCにおいて、国民年金保険料の納付が行われていない月の拠出限度額は0円として計算することとし、拠出単位期間を超えての拠出限度額の繰り越しはできません。

年単位化に伴う企業型DCに係る掛金の納付期限日の設定

企業型DCの掛金は、企業型年金規約で定める日(納付期限日)までに納付することとされていますが、納付期限日は、拠出する期間の最後の月の翌月の初日から末日までの日(資格喪失した場合は、資格喪失日から同日の属する月の翌月の末日までの日)とされます。

なお、納付期限日までに掛金を納付することが困難であると認められる場合として厚生労働省令で定める場合には、納付期限日を延長することができることとなります。

施行日

2018年1月1日から施行されます。


掲載日:2017年2月28日

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