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割引率の10%重要性基準の目安の表を作ってみよう-2-マイナス割引率への対応

2016年3月決算に向けて、マイナスの割引率の適用が話題にのぼっています。以前作成した割引率の10%重要性基準の目安表を基に、マイナス割引率に対応した目安表を作ってみたいと思います。解説を見る→

IICパートナーズ コンサルタント 猪飼 賢司
著者プロフィール
掲載日:2016年3月14日

解説

2016年3月決算に向けて、マイナスの割引率の適用が話題にのぼっています。弊社コラムでも「2016年3月決算におけるマイナス割引率の取り扱い」にて解説しています。

これまで、マイナスの割引率の適用を想定していないと思われる状況であったため、実務上さまざまな対応が求められますが、その一つに、日本年金数理人会・日本アクチュアリー会の「退職給付会計に関する数理実務ガイダンス」の付録1にある10%重要性基準の目安も挙げられるかと思います。

以前のコラム「割引率の10%重要性基準の目安の表を作ってみよう」で、この目安の上限と下限の率の作成方法について書き、Excelによるツールも掲載しました。この作成方法について、マイナスの割引率のケースにも適用できるようまとめましたので、参考にしていただければと思います。

下図をご覧ください。

下限値の算式:
=IF(((1+G2)/1.1^(1/G4))-1>=0,ROUNDUP(((1+G2)/1.1^(1/G4))-1,G3+2),
ROUNDDOWN(((1+G2)/1.1^(1/G4))-1,G3+2))

上限値の算式:
=IF(((1+G2)/0.9^(1/G4))-1>=0,ROUNDDOWN(((1+G2)/0.9^(1/G4))-1,G3+2),
ROUNDUP(((1+G2)/0.9^(1/G4))-1,G3+2))

になりますので、あとは状況によって、各数値の有効桁数等を調整すれば問題ないと思います。
(Excelファイルはこちらから:20160314_001.xlsx)

掲載日:2016年3月14日

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